こんにちは。40代でほぼワンオペで5歳と1歳のきょうだいを育てている、2児のママおはなです!

上の子を37歳で、下の子を41歳で出産した体力限界ママです
妊娠がわかって、ただでさえ色々やる事が押し寄せてきて体調も変化が出てくる中で、「病院選びはどうしたらいいの?」と迷いますよね?
今回は私の実体験をもとに、高齢ママの病院選びのポイントをお伝えします。
私自身、1人目も2人目も同じ総合病院を選びました。この記事では、高齢出産ママ目線でその理由や実際に感じたメリット・デメリット、病院選びのポイントをまとめます。



高齢妊娠をされて、病院選びを迷っているプレママさんの参考になれば嬉しいです!
高齢出産で病院選びが重要な理由
いくら見た目が若くとも、残念ながら妊娠年齢が上がると、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病、早産などのリスクが高まります。また、赤ちゃんに関しても低出生体重や先天性疾患の可能性が若干上がります。



普段は元気でも、出産や妊娠後期には急なトラブルが起こることも…
だからこそ、緊急対応や高度医療がすぐ受けられる環境が大事になります。
【実体験】高齢出産で総合病院を選んだ4つの決定的理由
理由1:NICU完備で新生児の緊急事態にも対応
「もし赤ちゃんに何かあったら…」という不安を考え、NICU完備の病院を選びました。私の地域の周りの産院でも、万が一のときは結局この総合病院へ搬送されるため、最初からここで出産することにしました。
理由2:NIPT(新型出生前診断)が同じ病院で受けられる
我が家の場合、妊娠初期にNIPT検査(出生前診断)を希望していました。私の選んだ総合病院はこの検査が可能だったことも、理由の一つ。検査が陽性になった場合の対応も万全でした。
注意点:全ての総合病院でNIPT検査が受けられるわけではありません。また、検査結果後の対応も病院により異なります。NIPTが陽性だった場合の羊水検査など、次のステップについても事前にしっかり確認しましょう。
理由3:かかりつけ産婦人科との連携がスムーズ
これは特殊な例かもしれないけど、私は妊娠がわかった時点では近所の産婦人科に通い、妊婦検診もそこに通いました。もちろん、最初から総合病院が提携先と知っていて受診しました。提携先の総合病院へ34週から転院しました。
総合病院のデメリットの一つは、待ち時間が長いこと。小さな産婦人科だったのと、私は仕事が平日休みだったこともあり、毎回到着してから30分後にはお会計をしていました。そして、エコーもゆっくりやってもらえて、総合病院の倍くらいの時間、お腹の赤ちゃんをたくさん見せてもらうことができました。通いやすさと設備の充実度を両立できたのでラッキーでした!
理由4:自宅からアクセス良好で緊急時も安心
実は今回産んだ病院が家から最も近い病院でした。何かあっても徒歩で行ける距離なので、安心でした。
総合病院で2回出産して分かった本音のメリット・デメリット
総合病院の良かった点
- 安心感は何物にも代えがたい
NICU、小児科、産科医、麻酔科…すべてが揃っていて、安心感が違います。
正直、おしゃれな産婦人科で”産後には美味しいフルコースが食べられて、出産後にはマッサージが受けられる”みたいな産院も憧れたし、近所にあるのですが、私は安心を選びました。



実際そこで産んだ友達の話を聞くと、羨ましい…とも思うけどね
私の友人の一人も総合病院で出産したのですが、帝王切開後に赤ちゃんが呼吸障害を起こしてNICUに入り、母親も腹膜炎を起こしてしまった子がいるのですが(今は母子ともにめちゃくちゃ元気!)、そういう万が一の話を聞くと、総合病院はやっぱり安心です。
- 高齢ママ仲間がいて心理的負担が軽減
ハイリスク出産に対応している病院なので、同じように高齢妊娠・出産されている方が多く、孤独感がありませんでした。実際に2人目の時に行った母親学級の同じグループだった5人は全員が高齢妊婦(35歳以上の初産or40歳以上の2人目以降)でした。ハイリスク出産ということで、双子ちゃんママも多かったです。
総合病院の不満だった点
- 予約しても2時間待ちは覚悟が必要
平日予約していても1〜2時間待ちは当たり前でした。特に検査がある日は検査を別の場所でして、産婦人科に戻ってくるという流れだったので、移動も含め大変でした。
- 病院食に美味しさを求めてはいけない
ボリュームは満点でしたが、正直、味は微妙でした。私は1人目も2人目も同じ病院で出産しましたが、なぜか2人目の時の方が味が落ちていた気がしました(笑)豪華なフルコース、美味しいおやつみたいなものは期待できません。



売店でおやつ買って食べてました(笑)
- コロナ後も続く厳しい面会制限
1人目の時はコロナ前だったので、何も不便は感じませんでしたが、2人目の時はすでにコロナは終息していたのにも関わらず、感染症予防のため、面会制限が厳しかったです。
私より前に別の病院で出産した子の話を聞いたら、面会制限は特になかったと言っていたので、さまざまな患者さんのいる総合病院ならではかもしれません。面会は大部屋の場合1日1人、個室の場合1日大人1人と子供(人数制限なし)で、両方とも30分までだったので、家族と過ごせる時間は限られていました。コロナ前は大部屋でも子供の入室が認められていて、面会室も開放されていたので、厳しかったです。
面会制限がある分、2人目の時はその分ゆっくりできたので良かったですが、入院中少しでも上の子に会うためには選択肢が個室しかなくて微妙でした。しかも、通常個室がいつも満室で空きを待つので、最初の3日は特別個室でした。



お財布的にも痛手でした(涙)
【完全比較表】総合病院 vs 産婦人科クリニック:あなたはどっち派?
私が病院選びで悩んだ時、総合病院と産婦人科クリニックのどちらにするか本当に迷いました。同じように悩んでいるプレママさんのために、それぞれの特徴をまとめてみますね。
総合病院を選ぶべき人の特徴
メリット
- NICU、小児科などの高度医療設備が完備
- 緊急時の対応が迅速
- 麻酔科医が常駐で無痛分娩も安心
- 高齢妊婦や高リスク妊婦の受け入れ実績が豊富
- 各種検査(NIPT等)が同じ病院で受けられる
デメリット
- 待ち時間が長い(1-2時間は当たり前)
- 病院食の質は期待できない
- 面会制限が厳しい場合がある
- 医師が毎回変わることがある
産婦人科クリニックを選ぶべき人の特徴
メリット
- 待ち時間が総合病院に比べて短く、予約通りに診察を受けやすい
- 美味しい食事やお祝い膳
- アットホームで個人に寄り添ったケア
- 面会制限が緩やか
- 同じ医師に継続して診てもらえる
デメリット
- 緊急時には総合病院への搬送が必要
- NICUがない場合、赤ちゃんに問題があると転院
- 高度な検査設備がない場合がある
- 麻酔科医が常駐していない場合がある
- ハイリスク出産の受け入れが限られる場合がある
【結論】40代の私が総合病院を選んだ本当の理由
正直、産婦人科クリニックの「美味しいフルコース」や「マッサージサービス」にはとても惹かれました(笑)でも年齢を考えた時、「万が一の備え」を最優先にしたかった。
何かあった時の安心感や、赤ちゃんがNICUのお世話になった時の心強さを考えると、私は総合病院でよかったです。
でも、これは人それぞれ。「出産は人生の特別な時間だから、快適に過ごしたい」「アットホームな環境で産みたい」という方は、産婦人科クリニックの方が満足度が高いかもしれないですね。
高齢出産の病院選びで絶対に失敗しない5つのチェックポイント
- 実際の利用者の口コミを徹底リサーチ
口コミをチェックしたり、可能であれば実際に出産した人の話を聞いて情報を収集しましょう! - 医療安全性と通院アクセスのバランス
いくら設備が整っていても、通院が大変だと負担が増えます。特に、妊婦さんはお腹が大きくなるにつれて移動が大変になります。つわりで辛い時期でも妊婦健診に行かなければならなかったりするので、通いやすさは重要です。 - 「ここなら安心」と思える環境選び
どんな設備が整っているのかを確認して、万が一の時でも安心して出産できるようにしましょう。 - 費用と保険適用範囲の事前確認
出産費用や個室料金、各種検査費用について事前に確認しておきましょう。特に高齢出産では追加検査が必要になることもあるため、費用面での準備も大切です。 - 産前・産後サポート体制もチェック
授乳指導や育児相談、退院後のフォロー体制についても確認しておくと安心です。実際私も産前の母親学級やマタニティヨガ、産後は母乳外来に通ったり、ベビーマッサージをしに行ったり何回か足を運びました。
【まとめ】40代高齢出産の病院選び:あなたの価値観で決めよう
高齢出産の病院選びで私が思ったことをまとめると:
総合病院のメリット
- NICU完備で緊急時も安心
- 高度医療設備とスタッフの充実
- 同じ境遇の妊婦さんが多く心強い
総合病院のデメリット
- 待ち時間の長さ
- 病院食の質
- 面会制限の厳しさ
病院選びの決め手
- 安全面(NICU、緊急対応体制)
- 通いやすさ(距離、交通手段)
- 自分が安心できる環境かどうか
自分にとって納得のいく形で
出産は人生において最大級のイベントです。私は「万が一への備え」を最優先に総合病院を選び、2回とも安心して出産できました。
迷っている方は、まず自分が何を一番重視するかを明確にして、それを基準に病院を選んでみてください。あなたが安心して出産できる環境が、きっと見つかるはずです!
この記事が、高齢出産を控えたプレママさんの病院選びの参考になれば幸いです。



最後まで読んでいただきありがとうございました