こんにちは!40代でほぼワンオペで5歳と1歳のきょうだいを育てている、2児のママおはなです!

上の子を37歳で、下の子を41歳で出産した体力限界ママです
今回は41歳で迎えた、第二子の出産体験をレポートします。
長女の時とは全く違った出産体験。経産婦でも分娩時間、1時間47分だった爆速出産レポです!
【前々日〜前日】じわじわ続く前駆陣痛
二人目は一人目と違い、数日前から前駆陣痛がありました。一人目はいきなり真夜中の破水始まり。前々日は「生理痛みたいだな〜」という感じでした。痛みの間隔もバラバラで、長女と公園で遊べるほど余裕がありました。
前日になると痛みが少し強くなりました。「重い生理痛」くらい。まだまだ我慢できるものの、公園遊びは辛いレベル。「そろそろかな〜?」と思いながらも、普通に日常を過ごしていました。
【当日朝5時】もしかして、高位破水?
当日の朝5時、トイレに行くとナプキンがうっすらピンク色に。「高位破水かも!」と心配になりました。高位破水とは、子宮口から離れた部位で卵膜が破れ、羊水がチョロチョロと少量ずつ出る状態のこと。大量に出る一般的な破水と違って分かりにくく、尿漏れと間違えやすいので要注意です。念の為、病院に電話するとすぐ来てくださいとの事。入院バッグを持って6時に病院へ向かいました。
診察の結果、破水ではありませんでした。子宮口も0センチ。ただ「赤ちゃんは下がってきている」とのこと。第一子と同じ病院だったので、助産師さんが過去のデータを確認してくれました。前回の分娩時間が4時間ほどだったので、陣痛間隔が20分を切ったら迷わずすぐ電話するよう念を押され、一旦帰宅しました。
【午前中】日課のウォーキングと最後の晩餐
病院から帰ってきてからは、少しソワソワしながらも普段通りの生活でした。いつも通り、長女を保育園へ送り、その後は日課のウォーキングへ。ちょうど桜の時期だったので、お花見がてら30分ほど歩きました。
この日はたまたま夫がお休みでした。一緒にランチに行き、ココイチでカレーを食べました。結果的に、これが出産前最後のご飯になります!
夕方、保育園にお迎えに行きました。ママ友や長女の担任の先生と「まだ生まれないね〜」なんて呑気に話していたほど。ちなみに、この日は朝からずっと軽い出血が続いていました。生理の終わり頃のような感じでした。
【17時】ついに本格的な痛みが!
夕方、夕飯の準備でスーパーに寄りました。その時「今までと違う!」と感じる強い痛みを感じました。「始まったかも」と思い携帯のアプリで陣痛カウントを開始しました。この時は20分間隔でした。
帰宅後、シャワーを浴びられるうちに済ませて、陣痛は15分間隔になっていました。
【18時】入院決定
18時頃、あっという間に痛みの間隔が10分を切りました。病院へ電話しましたが、この時はまだ全然耐えられる痛みでした。電話対応した助産師さんは私の口調から「まだ」と判断したようで、「来ても帰ってもらうことになるかも」くらいの軽い対応でした。
18時20分頃、夫と長女と共に病院に到着。すると子宮口はなんと4cm!今回対応してくれた助産師さんは電話とは別の方。「前回のお産がスピーディーだったから、今日中に生まれるかも!」と、そのまま入院が決定!



経産婦として迎える今回。破水しても陣痛が本格化しても放置された前回とは、扱いが明らかに違いました(笑)
18時49分。実家に電話して長女を預かってもらうことに。実家は病院のすぐそばなので、前々から緊急時はお願いしていました。すぐに病院まで迎えに来てもらい、私は動ける間に入院手続きを済ませました。19時過ぎには夫と分娩室へ移動しました。
【19時50分】一人で耐える時間
陣痛間隔は7分くらいになっていました。痛みは強くなってきたものの、まだまだ耐えられるレベル。モニターをつけて、赤ちゃんの心拍が聞こえました。
19時50分頃、助産師さんに「1時間くらいは大丈夫だと思うから、今のうちに夕飯に行って来る?」と言われ、夫は一時帰宅。私は一人、分娩室で陣痛に耐えてました。だんだん痛みが強くなっていくのを感じながら、呼吸を繰り返していました。
しかし、夫が帰って間もなく状況が一変。突然、なんの前触れもなく下半身を引き裂かれるような、激痛がっっっ!!今までと比べ物にならない、経験したことのない痛み!!前回よりも全然痛い!!
【20時頃】耐えられない激痛、そして…
突然襲ってきた激しすぎる痛みに、思わずいきみそうになりました。必死でナースコールを押そうとするも、体勢が辛くて手が届かない…。「どうしよう…、呼べない!」とパニックになりながらも、陣痛が一瞬引いた瞬間!
なんとかナースコールに手を伸ばし、やっと絞り出せた一言は…
「いきみたいです!!!」
【20時半〜】一気に進むお産
慌てて駆けつけた助産師さん2人が子宮口を確認。なんと全開!「ヤバイっ!夫さん、間に合わないかも!」「次の陣痛が引いた瞬間に連絡しましょう!」と慌て出します。
20時36分、陣痛の波が引いたタイミングでなんとか電話をかけました。「はぁはぁ」しながら限界を超えた声で出た言葉は、ただ一言。
「今すぐきて!」
これが精一杯でした。
この時、夫はコンビニで買ったご飯をチンして食べようと着席した瞬間だったそうです。電話越しの私の口調からヤバさを察知し、お腹がペコペコだったのにご飯を放置。長女を預かっている実家に連絡を入れたとのこと。
一方の私は、痛みMAX!!!助産師さんに背中をさすってもらったり、肛門を押さえてもらったりしながら耐えました。「1時間くらいは大丈夫」と言ってしまった手前、助産師さん達は生まれちゃったらどうしようと気がきじゃない様子。「ご主人間に合わなかったら、申し訳ない〜」「どうしよう〜」をずっと繰り返していました。
そして、夫到着よりも前に先生も呼びました。
【20時50分頃】ギリギリの立ち会い
そこへ、長女を抱えて夫が息を切らせて到着!助産師さん達は「間に合った〜!」と、赤ちゃんが生まれた瞬間よりもホッとし、まだ産まれてないのに歓喜に包まれました。
一方で、4歳の長女はというと…いつもなら寝る時間に、急に知らない場所へ連れてこられたのです。知らない人達に囲まれ、大絶叫しているママを目の前にして固まってしまいました。
後から夫に聞いた話ですが…
到着して名前を伝えた瞬間、対応してくれた助産師さんが「こちらです〜!!」と猛ダッシュで案内してくれたとのこと。病院で走っちゃダメという話は完全に無視でした。
【21時6分】次女、爆誕!
その後は怒涛の展開!!
「頭見えたよ!触ってみる?」
「目は閉じないで!頑張って!」
「破水しました〜!」
「頭出たよ!もうすぐ生まれるよ!」
助産師さん達の声が飛び交う中、ついに—— 21時6分、次女誕生! 夫に電話してからわずか28分後のことでした。
その後は胎盤を取り出し、会陰縫合(傷を縫う処置)が続きました。(地味にめちゃくちゃ痛いやつ…)
赤ちゃんを小児科の先生に診てもらって、カンガルーケアをしたり、おっぱいをあげたり、家族写真を撮ったり、バタバタしながら産後の余韻に浸りました。
22時には長女と夫は帰宅しました。長女は眠さの限界を突破してフラフラ。私も23時に産後初のトイレを済ませ、2時間分娩室で過ごした後に病室へ移動。痛すぎて車椅子にしてもらいました!
その夜は、産後ハイでほとんど眠れませんでした。
そして、眠れなかったもう一つの理由があります。今回の出産で唯一の後悔ポイントです。
めっちゃお腹がすいた!
0時を回って気づきました。私、夕飯食べてない!!!
売店はもう閉まっている。陣痛バッグに入れておいた、ゼリーやお菓子じゃ全然腹持ちしない。出産はフルマラソン完走と同じくらいの体力を使うっていうのに…。なんとか持ってきたお菓子で空腹をしのぎ、朝食を待ちながら眠りにつきました。
【まとめ】一人目と二人目の違い
- 本当に耐えられない痛みは30分ほど
- 分娩時間は一人目の約半分
- 陣痛に慣れる前にピークが来たので、一人目より痛く感じた
- ベテラン助産師さんでも予測不能な爆速出産
- 立ち会い希望だった4歳の長女は最初は戸惑ったものの、今では「ママ、変な顔してたよね」と笑って話している。きっと貴重な経験になった
感想
第一子の出産が「じっくり戦った長期戦」だったとしたら(それでも4時間ちょっとでした)、第二子は「怒涛の短期決戦」でした。
でも、今でも思う。長女の時は陣痛が始まってから時間があったので、だんだん痛みに慣れていけた。でも今回は急に陣痛がきたので、体感としては2度目の方が痛かった。
本当に、出産の数だけドラマがあるな〜と思います。
どちらも忘れられない、かけがえのない体験です。
この記事が、産前に出産レポを読み漁っていた、私のようなプレママさんの少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました