こんにちは!40代でほぼワンオペで5歳と1歳のきょうだいを育てている、2児のママおはなです!

上の子を37歳で、下の子を41歳で出産した体力限界ママです
今回は37歳で初産を経験した私の出産体験をレポートします。
私は普通分娩で出産しましたが、初めての時は、楽しみでもあり、心配でもあり、恐怖でもあり、ネットでいろんな方の出産レポを見まくりました。



出産の形は十人十色!
参考になるかもしれないし、ならないかもしれません(笑)
真夜中の突然の破水から4時間26分で出産した、ドラマチックな1日をご紹介します!
【深夜2時】破水から出産開始|初産でも分かる破水の感覚
最初のサインは破水でした。
予定日まで12日のある夜、寝てたら、ふぁ〜っと…漏れる感覚があり、バチっと目が覚めました。
初めてなのに「絶対破水だ!」と確信。
実はこの日の数日前に、先輩ママの友人とランチをしていました。「破水ってわかるものなの?」と聞いていたのです。



尿漏れだったら、自分でコントロールできるけど、破水だったら自分では止められなかったよ
時刻は午前2時。生理用ナプキンで応急処置をして、寝ている夫を叩き起こし、「これは絶対そうだよね…?」とドキドキしながら病院に電話。すぐに来てくださいと言われ、そのまま病院に送ってもらい入院する事になりました。
後で気づいたのは、この日は満月の翌日&台風が過ぎた翌日。 赤ちゃんが産まれやすいと言われる条件が整ってました。
実際、入院中の授乳室はいつも満席!前日が満月&台風だったせいか、本当に出産ラッシュだったみたいです。 面白いことに、みんな私の前日に退院していったのか、入院最終日には授乳室ガラガラでした(笑)
【朝7時〜10時】高齢初産は時間がかかる?助産師さんの誤算
病院着いて一通り手続きを終えた後一旦寝て、朝7時に起きて朝ごはんを食べました。 でもまだ子宮口は全然開いていません。
今のうちにシャワーだけ浴びといた方がいいよと言われ、シャワーを浴びて、特にすることもなく、ドキドキしつつものんびり過ごしてました。
10時頃、すこ〜し生理痛に似た鈍い痛みを感じ始めました。あ、これが陣痛かも…と思いつつ、この時はまだ余裕で、友達とLINEで「なんか陣痛来たのかも〜」とやり取りしてました(笑)
37歳の高齢初産だったので、助産師さんたちも「夜には生まれるかな〜?」という感じでした。午前中はあんまり様子見に来てもらえなかったです。



たまたま土曜日だった事もあり先生も一度も来なかった(笑)
最初の痛みを感じてから2、30分後、だんだんと痛みが酷くなり、LINEに返信する余裕も無くなりました。 波が寄せては返すように、痛みが襲ってきます。陣痛本番モードになったところで夫が到着しました。
時間の経過とともにどんどん痛くなってく中、助産師さんが様子を見にきてくれました。
「お産が進むから歩いておいでね〜」と言われて、「はぁ〜??寝返りも打てない程苦しいのに何言ってるんだ〜!?(怒)」と心の中で叫びつつ、何も言えずもがき苦しみ続けました。
事前にバースプランを用意していて、その中に「陣痛中はリラックスしたいのでお気に入りの音楽をかけてほしい」と書いてました。
が、いざ夫が流してくれたらうるさくて集中できない。「ちょっと、止めて、静かにして!!!」と怒り散らしたのを覚えています。やっぱり現実は想像通りにはいかないです。
【正午〜14時】陣痛マックス!助産師さんの神アドバイス


痛みマックスの時は、母親教室で”陣痛中は赤ちゃんも一緒に頑張ってる時”と聞いていたので、お腹に手当てながら、必死で赤ちゃんに向かって「頑張れ〜」っと念を送りながら、陣痛の痛みを耐えてました。
正午に昼ごはん運ばれてくるも、もう食べる気力はございません。 夫がつきっきりで、陣痛の合間にデザートのゼリー食べさせてくれる介護状態でした(笑)実母も駆けつけてくれました。
ここで、昼食を下げにきた助産師さんからの助言でその後のお産が一気に進むことになる!
ヒィーヒィー、フゥーフゥー言いながらもがいてる私をみて、一言。



そんな呼吸じゃダメよ
もっと「ふぅぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜っ」(両手をふわっとゆっくり持ち上げ、頭の上で空へ広がるようなジェスチャー付きで)と呼吸しないと赤ちゃんも苦しくて出てこないよ
分かりやすい例を挙げるなら、中学の音楽の時間に「頭の上から声を出して〜」のあの感じ。
確かに、「ふぅぁ〜」だと、力をいれずに呼吸ができました。
この神アドバイスのおかげで、この後一気にお産が進みます!
【14時〜】分娩室へ緊急移動!スピード出産の始まり
14時前。「ふぁ〜、ふぁ〜」呼吸を始めてから30分。
今まで経験したことない痛みと必死に戦いながら呼吸を繰り返す中、今までとは明らかに違う感覚がありました。子宮口がグググッと押されて、赤ちゃんが下がってきたのが、はっきりわかりました!
”これはもう無理だ!!”もう我慢できないと思った瞬間、「ヤバイ!なんか、出るっ!!」と叫んでました。
母がナースコールをしてくれて、駆けつけてくれた 助産師さんが来て一言!!「もう頭だいぶ見えてます!」



マジか〜!?
そこから、今まで余裕を見せていた助産師さんたちが豹変し、一気に慌て始めます。
「大丈夫ですか?」「まだ、いきんじゃダメですよ!!」「分娩室まで、歩けますか?」色々と畳み掛けられて、頭が出た状態で分娩室まで大移動しました。
【14時15分〜30分】わずか15分で出産!先生も間に合わず
なんとか分娩室に到着しました。分娩台に座ってからの記憶は正直あまりありません。ドラマなどでよくある出産シーンみたいに、助産師さん2人に声をかけてもらいながら、横で夫が腰をさすりながら、わちゃわちゃして間もなく…なんと15分で出産完了!しかも先生が到着する前に赤ちゃんが出てきちゃいました。
後に外で待ってた母から聞いたのが、出産後、助産師さんたちが「いや〜、あんな早く進むとは思わなかった〜」「焦った〜!」と話してたらしいです(笑)
出産後の処置とカンガルーケア|胎盤・縫合・初授乳


出産後、意識が朦朧とする中、先生が到着。胎盤を取り出すのと、会陰切開する間もなく会陰亀裂したので、その処置が行われました。
事前にいろんな方の出産レポを読んでいて、胎盤を出すのが痛いと覚悟していました。が、やっぱり痛かった(泣)
陣痛の痛みに比べればマシな痛みですが、痛いものは痛い。そりゃ、体の一部を取り出すんだから痛いに決まってる。
ちなみに、血が苦手な夫はうっかり胎盤を見てしまい真っ青になってました(笑)
(この教訓から2人目出産時のバースプランには『主人は血が苦手なので、胎盤は見せないでください』と記載しました。)
会陰亀裂も、陣痛の痛みがひどすぎていつ裂けたかなんて分からなかったです。
赤ちゃんは体をキレイにしてもらい、小児科の先生に見てもらいました。
この時、体重計にのってる写真を撮ってもらいました。母子手帳に記載されている体重の写真は、後から見ても感慨深いので絶対撮ってもらうと良いです!これから出産する方はバースプランに書いておくことをオススメします!
その後、カンガルーケアで抱っこさせてもらいました。”感動”と言う感覚より、”終わった〜”という達成感と、”本当に生まれたんだ…”という不思議な感覚でした。
産後30分くらいで、助産師さんに「おっぱいあげてみる?」と言われました。あげたらすんなり飲んだのでビックリ!「もう吸えるの?」というのと、「ちゃんとおっぱい出た!」という二重の驚きでした。
まとめ:37歳高齢初産でも超安産は可能!
37歳高齢初産でも、破水から4時間26分の超スピード安産でした!
助産師さんたちも想定外のスピード出産にびっくりでした。(多分、高齢初産なので時間がかかると思われていた笑)
体重:3220g
予定日:12日早い
総出産時間:4時間26分
出産の始まり:破水
今回の出産のポイント:
- 破水の感覚は初産でもすぐ分かった
- 高齢出産でも必ずしも時間がかかるわけではない
- 呼吸は音楽の授業を思い出して、「ふぅぁぁぁぁぁ〜」っと
- 満月・台風明けは本当に出産ラッシュだった
- 血が苦手なご主人は、胎盤を見ないように要注意
始まる前は、未知の体験に対する不安でいっぱいでしたが、終わってしまえばジェットコースターのようにあっという間でした!
これから出産を控えている方の参考になれば嬉しいです。



最後まで読んでいただきありがとうございました